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キプロス支援:多額預金に25%課税…EUなどと合意- 毎日jp(毎日新聞) |
http://mainichi.jp/select/news/20130324k0000m030071000c.html |
【ニコシア(キプロス)坂井隆之】キプロス政府は23日、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の支援の条件となる自力での資金調達策を巡り、国内最大手のキプロス銀行の10万ユーロ(約1230万円)超の預金に25%課税することで、EU、IMF、欧州中央銀行(ECB)の代表団と合意したと明らかにした。同日中に法案をまとめ、24日の議会採決を目指す。キプロス支援の環境が整う可能性が出てきたが、預金課税には議会の反対が根強く、法案が成立するかはなお流動的だ。 ◇議会の判断が焦点サリス財務相が代表団との協議終了後、記者団に明らかにした。サリス氏は「重要な進展が代表団との間であった。詳細は作業中だが、法案の準備は夜までに整う」と説明。政府は24日に議会で可決されれば、同日夕のユーロ圏財務相会合でEUとの合意にこぎつけたい考えだ。 EUは、キプロスに100億ユーロ(約1兆2300億円)の金融支援を実施する条件として、キプロスが58億ユーロを自力で調達するよう要請。キプロスは、大手銀行の分割・再編により不良債権処理に必要な公的資金を圧縮したり、国有財産の売却益などを活用する「連帯基金」を設立したりする法案を22日に可決した。しかし、それだけでは足りず、EUは預金課税の実施を強く求めていた。 ただ、キプロス議会は19日、小口も含む預金に課税する法案を、国民の反発などを懸念し否決している。政府は新提案で、課税対象を10万ユーロ超の預金者に絞り、議会の理解を得る考えだ。政府は国内2位のライキ銀行を分割し、一部をキプロス銀行と合併させる案を検討しており、結果的に両行の預金者から課税する可能性がある。 |
キプロス、というと、《タックスヘイブン》ですよね。
流入しているのは多額のロシアマネー、それもマフィアなどのアンダーグランドな連中のお金、というイメージですな。
今回の件は、周りの国々によるタックスヘイブン潰しの一環なのかな、という気もいたしますが、たぶん、そんな単純なお話ではないのでしょうね。。
ロシアのお金を狙ってるのかな・・・?
裏では色々なものが蠢き鬩ぎ合っているのだろうなぁ、ということを感じさせるニュースです。
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