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2012-11-02 ウソのようなホントのハナシ

 仕事の帰り途、ちょっと遅めの夕食を、と思い、たまたま目についた渋い感じの小料理屋にフラリと立ち寄りました。

 料理を注文してから運ばれてくるまでの間、なんとなく手持ち無沙汰だったので、いつものように妄想でもしながら時間を潰そうと思ったのですが、後ろの席に座っていた三人組のうちの一人(以下「男A」)が、何やら大きな声で話をしていたので、妄想をやめ、その話を聞いてみることに。
 どうも、男Aの《友達の友達》がスゴい奴のようで、男Aは、その友達の友達の自慢話、というか、そのスゴい奴の友達の友達であることの自慢話を一生懸命にしております。

 私は、ふと、思いました。
 《友達の友達》ということは、そのスゴい奴と男Aは、全く関係の無い、赤の他人じゃないのか?と。

 そこで私は、男Aに「その《友達の友達》は、キミとは全く関係の無い人なんだろう?そんな無関係の人を引き合いに出して、あたかも自分自身が優れた人間であるかのように話をするのは、ちょっとおかしいのではないかい?」と言ってあげる義理は特に無かったので、何も言わずに黙っておりました。

 ところで、《友達の友達》というと、私の友人である日向君(仮名)の友達に、籾山さん(仮名)という人がいまして、私と籾山さんは飽くまでも《友達の友達》なので、御覧の通り、何の関係も無い赤の他人なのですが、一度、日向君つながりで酒席を共にしたことがありました。

 そんな籾山さん、仕事の関係で、一時期、アメリカやカナダ、アラスカへ行っておりまして、「アラスカというのは《人間と自然の共存》が成り立っているんですよ。」というお話をしてくれたことがありました。

 どういうことかというと、たとえば白クマが道路を横断する場面を想像してみてください。

 そのとき白クマは、ちゃんと信号が変わるの待ってから道路を渡るというのです。

 白クマが横断歩道で信号待ちをしている姿──
 それが本当なら、何とも微笑ましい光景ではないでしょうか!?

 私は最初、その話が信じられず「そんなバカなコトがあるわけないでしょう??」と笑ってしまったのですが、このお話、ウソように思えて、本当にウソなんですって。

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