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平成25年度税制改正大綱が決定されたので目を通してみました。
表面的には増税項目より減税項目のほうが多いようですが、減税項目の内容を見ると、そのメリットを享受できる人や法人は限られる気がするので、消費税増税のインパクトを消せるほどのものではありませんな。
個人的には、相続税の基礎控除の引き下げ(※)が実務的にどれくらいの影響として現れるのか、気になるところです。
まぁ、これについては以前から案が出ていましたから、《いよいよか》という感じなのですがね・・・
(※)現行「5,000万円+1,000 万円×法定相続人数」となっているのが「3,000 万円+600 万円×法定相続人数」となります。
あと「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」。
教育資金に充てるために直系尊属から受けた贈与については1,500万円まで贈与税を非課税とするものですが、受贈者が30歳に達するまでに使い切らず余った分がある場合には、その分については、結局、贈与税が課税されてしまいます。
これも、なんだか中途半端でヘンテコな規定だよなぁ。
《教育資金》とかそんなのに限定せず非課税にして、その代わり絶対に国内で使い切れ、とヤレば良いじゃないのよ。
そうすれば日本経済の活性化に資するでしょ。
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