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新宿へ行ったついでに、いま流行りの金券ショップ巡りをしておりました。
え、別に流行ってないの?あ、そう。
そんな中、あるお店で、異国人であろうお客が英語で店員さんに話し掛けているのが目に入って来たのです。
もちろん店員さんはオロオロ。
──そこで、私の出番だ。
「フッ、ここは俺に任せておけ。」
通訳を買って出た私は、ネイティブばりの発音でその場の混乱を収め、名も告げずに立ち去ったのであった。
というのはモチロン私の妄想でして、そんなカッコイイことはできませんから、オロオロする店員さんの周りをウロウロするだけ。
『おい、異国人よ、日本に来るなら、日本語くらい覚えて来い、コラ』
そう思っていると、今までビール券のショーケースを眺めていた量産型のおじさんが、スッと前にでてきたのです。
『おい、おじさんよ、そこに立ったら、クオカードの値段が見えないだろ、コラ』
そう思った、そのときでした。
そのおじさん、店員さんの通訳をし始めたのです。
流暢な英語で。もう、ペラペラ。
さっきまでビール券を眺めていた量産型のおじさんは、もう、居ませんでした。
そこには、周りの客に《このオヤジ、すげぇ》という眼差しを浴びせられ、店員の女の子には心から感謝されている、独りの英雄(※)がいるだけだったのです。
(※)ヒーロー。ここで《ひでお》と読んではいけない。
わ、わたしだって英語くらいペラペラですよ?バカにしないで下さい。
だけど、同じペラペラでも《ペラペラな人生》とか《ペラペラな人格》などといったときに使う《ペラペラ》のほうなので、ちょっと性質が違うみたいなんですよね。
いまいちうまく英語を使いこなせないのは、その所為なのでしょう。
プロゴルファーのナントカさんも使っているというスピードナントカという英語教材も使ったことがあるのですがねぇ。ダメだわ。
これからの時代、やはり何かしらの外国語くらい扱えないと時代に取り残されてしまうのしょうか。
私も、あのオジサンみたいに金券屋のビール券を一生懸命眺めて、外国語をマスターすることにしよっと。
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