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2012-12-12 隠忍自重

 今日、大学で 『タックス・プランニングと税務紛争~公認会計士、税理士及び弁護士の役割』 という講演会がありました。
 開催がちょうど夕方、授業が終わってからの時間帯で、院生も参加して良いということだったので、聴きに行ってみることに。
 商学研究科の院生で参加していたのは私だけだったようで、あとは皆、学部生だったのかな。

 講演者は、西村あさひ法律事務所の北村導人先生。

 内容は、税務実務における各専門家(公認会計士、税理士、弁護士)の役割とかタックスプランニングを行う際に発生する否認リスク、実際にあった税務紛争の実例など。
 税務の第一線で活躍されている弁護士の先生のお話、ということで私としては興味深く聴くことが出来ました。
 《学部生向け》ということもあるのか、非常に説明も分かり易かったですね。

 ところで、最後に質疑応答があったのですが、誰も質問せずに会場は「シ~ン・・・」

 うーん、たぶん、北村先生は母校のために、ボランティアもしくはそれに近いかたちで講演を引き受けて下さったのだと思うのですが、一時間半もお話し頂いて何も質問せずにお帰り頂く、というのも流石にアレなので、仕方なく私が質問。
 これが呼び水になってくれれば、と思ったのですが、結局、誰も続いてくれませんでした。

 本当は、これから会計士や税理士、弁護士を目指そうという若い子たちがどんどん質問すると良かったんでしょうけどねぇ。

 大学院での授業でも、社会人学生はベラベラ良く喋るのですが、それ以外の学生は積極的に参加する子とそうでない子がハッキリ分かれています。
 積極的に参加する子の優秀さは言うまでも無いのですが、そうでない子たちも、先生から話の矛先を向けられればそれなりに鋭い意見を述べることが出来ているので、結局、皆さん優秀なんですよね。
 それなのになんか勿体ないなぁ、と感じてしまうのです。

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